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第8話|空き家管理で資産価値は変わる!今日からできる管理方法

はじめに
これまでのシリーズでは、空き家を放置するリスクや、売却・賃貸・税金・相続トラブルについて解説してきました。
「今は売却も賃貸も考えていない。」
「将来的には家族が住むかもしれない。」
「まずはしばらく様子を見たい。」
そのような場合でも、空き家をそのまま放置することはおすすめできません。
実は、空き家は管理の仕方ひとつで資産価値が大きく変わります。
今回は、大切な不動産を守るために知っておきたい空き家管理のポイントをご紹介します。
なぜ空き家の管理が必要なのか?
住宅は、人が住み続けることで自然と換気や掃除が行われ、良い状態を保ちやすくなります。
しかし、人が住まなくなると、
- 湿気がこもる
- カビが発生する
- 雨漏りに気付きにくい
- 害虫や害獣が住み着く
など、建物の劣化が進みやすくなります。
そのため、「誰も住んでいないから大丈夫」ではなく、「誰も住んでいないからこそ管理が必要」なのです。
空き家管理で行いたい6つのポイント
① 定期的な換気
室内に湿気がこもると、カビや木材の腐食につながることがあります。
月に一度程度でも窓を開け、室内の空気を入れ替えることが大切です。
② 室内外の清掃
長期間掃除をしないと、ホコリや汚れだけでなく、害虫の発生原因にもなります。
また、玄関や庭がきれいに保たれていると、近隣にも良い印象を与えます。
③ 草刈り・庭木の手入れ
雑草や庭木が伸び放題になると、
- 景観の悪化
- 害虫の発生
- 隣地への越境
などの原因になります。
特に夏場は成長が早いため、定期的な管理が欠かせません。
④ 郵便物の確認
郵便受けにチラシや郵便物が溜まると、「長期間留守にしている家」と見られ、防犯面で不安が高まります。
定期的に回収し、必要な郵便物を確認しましょう。
⑤ 建物の点検
屋根や外壁、雨どいなどは、普段見えにくい場所だからこそ定期的な点検が重要です。
小さな不具合を早めに見つけることで、大規模な修繕を防げる場合があります。
⑥ 防犯対策
空き家は、不審者の侵入や不法投棄の対象になることがあります。
定期的に人が出入りしていることが分かるだけでも、防犯効果が期待できます。
自分で管理する?管理会社へ依頼する?
空き家管理には、自分で行う方法と管理会社へ依頼する方法があります。
自分で管理するメリット
- 管理費用を抑えられる
- 建物の状態を自分で確認できる
注意点
- 遠方では管理が難しい
- 定期的に訪問する時間が必要
- 災害時などの対応が遅れることがある
管理会社へ依頼するメリット
管理会社へ依頼すると、
- 定期巡回
- 換気
- 通水
- 郵便物の確認
- 草木の状況確認
- 建物の異常確認
- 写真付き報告
など、専門的な管理を受けられる場合があります。
遠方にお住まいの方や、お仕事で忙しい方にとっては、安心して空き家を維持できる方法の一つです。
管理が資産価値を守る
同じ築年数の住宅でも、
- 管理されている家
- 放置されている家
では、購入希望者の印象が大きく異なります。
建物を良好な状態で維持することは、将来売却や賃貸を検討する際にも大きなメリットになります。
空き家管理は「今のため」だけではなく、「将来の資産価値を守るため」の取り組みでもあるのです。
早めの管理が将来の選択肢を広げる
空き家を適切に管理していれば、
- 売却
- 賃貸
- リフォーム
- 建て替え
など、将来の選択肢を広く残すことができます。
反対に、管理不足によって建物が傷んでしまうと、選べる方法が限られてしまうこともあります。
「まだ何も決めていない」という方こそ、まずは管理を始めることが大切です。
まとめ
空き家は、管理の仕方によって資産価値が大きく変わります。
定期的な換気や清掃、草刈り、建物の点検などを行うことで、建物の劣化を防ぎ、将来の売却や賃貸にもつなげやすくなります。
遠方にお住まいの方や、管理が難しい方は、管理会社を活用することも一つの方法です。
大切な資産を守るためにも、「誰も住んでいないから管理しなくても大丈夫」ではなく、「誰も住んでいないからこそ管理が必要」という意識を持つことが重要です。
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次回予告
第9話「空き家をリフォームするべき?解体するべき?後悔しない判断方法」
築年数が古くなった空き家は、「リフォームして活用するべきか」「思い切って解体するべきか」と悩まれる方も多いでしょう。
次回は、それぞれのメリット・デメリットや判断のポイントについて詳しく解説します。

