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第2話|相続した空き家、まず最初に確認すべき7つのポイント

第2話|相続した空き家、まず最初に確認すべき7つのポイント

はじめに

前回は、「空き家を放置すると損をする理由」についてご紹介しました。

しかし、実際に親の家を相続すると、

「何から始めればいいの?」
「売却を考えているけれど、すぐに売れるの?」
「誰に相談すればいいのかわからない。」

という疑問を持たれる方が多くいらっしゃいます。

空き家は、慌てて売却や活用を考える前に、まず現状を正しく把握することが大切です。

今回は、相続した空き家で最初に確認しておきたい7つのポイントについて解説します。

① 名義は誰になっていますか?

最初に確認したいのが、不動産の名義です。

「親が住んでいた家だから親名義」と思っていても、実際には祖父母名義のままになっているケースも少なくありません。

名義が古いままだと、

  • 売却ができない
  • 相続手続きが複雑になる
  • 相続人が増えてしまう

などの問題が発生する可能性があります。

まずは登記事項証明書(登記簿)を取得し、現在の名義を確認しましょう。

② 相続登記は済んでいますか?

令和6年4月から、相続登記の申請が義務化されました。

相続によって不動産を取得した場合は、原則として相続を知った日から3年以内に相続登記を行う必要があります。

相続登記をしないまま放置すると、

  • 売却ができない
  • 担保設定ができない
  • 将来の相続がさらに複雑になる

といったリスクがあります。

③ 建物の状態を確認しましょう

空き家は、人が住まなくなると急速に傷みます。

次のような点を確認してみてください。

  • 屋根や外壁の傷み
  • 雨漏りの有無
  • シロアリ被害
  • 給排水設備の状況
  • 室内のカビや湿気

建物の状態によって、

  • そのまま売却できる
  • リフォームが必要
  • 解体した方がよい

など、今後の方向性が変わってきます。

④ 固定資産税はいくらかかっていますか?

空き家でも固定資産税は毎年かかります。

また、

  • 都市計画税
  • 火災保険料
  • 草刈りなどの管理費

も必要になることがあります。

年間でどれくらい維持費がかかるのかを把握しておくことで、「所有し続ける」のか「売却する」のかを判断しやすくなります。

⑤ 相続人全員で話し合っていますか?

空き家は一人だけの問題ではありません。

兄弟姉妹など相続人が複数いる場合は、

  • 誰が管理するのか
  • 誰が相続するのか
  • 売却するのか
  • 賃貸として活用するのか

などを早い段階で話し合っておくことが大切です。

「そのうち話そう」と先延ばしにすると、後々のトラブルにつながることがあります。

⑥ 空き家の周辺環境を確認しましょう

不動産の価値は建物だけで決まりません。

  • 最寄り駅までの距離
  • 学校や病院
  • スーパーなどの生活環境
  • 周辺道路の状況
  • 地域の人口動向

なども、売却や賃貸のしやすさに大きく影響します。

地域の市場動向を知ることで、最適な活用方法を検討しやすくなります。

⑦ 専門家へ早めに相談する

空き家の活用方法は一つではありません。

  • 売却した方がよいケース
  • 賃貸として活用した方がよいケース
  • リフォームが有効なケース
  • 解体した方がよいケース

など、不動産の状況によって最適な方法は異なります。

そのため、「どうすればよいかわからない」と感じたら、早めに専門家へ相談することをおすすめします。

早い段階で相談することで、選択肢が広がり、結果としてより良い判断につながることが多くあります。

まとめ

相続した空き家では、

  1. 名義を確認する
  2. 相続登記を行う
  3. 建物の状態を確認する
  4. 維持費を把握する
  5. 相続人で話し合う
  6. 周辺環境を確認する
  7. 専門家へ相談する

この7つのポイントを押さえることが大切です。

「何から始めればいいかわからない」という方も、まずは一つずつ現状を確認することで、次に取るべき行動が見えてきます。

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次回予告

第3話「空き家は売る?貸す?残す?失敗しない判断基準とは」

空き家を所有し続けるべきか、それとも売却や賃貸を検討すべきか――。

次回は、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、ご自身に合った選択方法についてわかりやすく解説します。

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